男子テニスの次世代NO.1を大予測!大本命はやはりティエム!
どーも!ペンギンです。
ウインブルドン2019の開催ももうすぐですね。
今回は、男子テニスの次世代NO.1候補を自分なりに考察していくので紹介していきます。(年齢は執筆当時のもの)
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ドミニク・ティエム(オーストリア・1993年9月3日 (年齢 25歳))
紹介している他のプレーヤーと比べると年齢がやや高いですが、現時点で最も世界1位に若手といえるでしょう。
つい先日行われた全仏2019では、四大大会三連勝中だったジョコビッチを準決勝で死闘の末撃破しました。決勝では惜しくもナダルに敗れるも、スコア以上の接戦を繰り広げました。
テニスも完成されていて、最近は自信を持ってプレーしているのが印象的です。
圧倒的なフットワークと体全体を使ったフォアハンド。アドサイドのスピンサーブも相手をコートから追い出します。片手バックハンドは威力・スピン共に強力で、フェデラーやチチパスのショットとはまた違う軌道で相手のコートに収まります。
弱点らしい弱点がなく、今後の活躍が本当に期待されるプレーヤーです。
攻撃と守備の使い分けが上手いですね。カウンターパンチャーの要素とアグレッシブベースライナーの要素を兼ね備えています。実力・実績共に十分なので2019年中の四大大会優勝も期待できます。
プレースタイルに関しては下記記事で紹介しています。
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ・1997年4月20日 (年齢 21歳))
次世代NO.1といっても過言ではないプレーヤーですね。
どのメディアでも次世代NO.1の呼び声が高いです。2018年のATPファイナルズで優勝したのが記憶に新しいです。
プレースタイルはカウンターパンチャー。ベースラインでの打ち合いを得意とし、穴がないのが特徴です。フットワークにも優れた選手です。
好不調の波が激しく、四大大会では2018年の全仏でのベスト8が最高とグランドスラムでの成績が悪いように思われがちですが、フェデラーがグランドスラムで勝ち始めたのも23,24歳の頃からなので焦る必要はないかもしれません。
ズベレフが勝者のメンタリティを備えたら、世界1位は確実なものになるでしょう。
ステファノ・チチパス(ギリシャ・1998年8月12日 (年齢 20歳))
ズベレフ同様NO.1になる素質を持っているチチパスは、パワーショットが売りのギリシャの20歳。
バックハンドが片手バックでヘアバンドをしていることから、若かりしフェデラーを彷彿とさせますね。
2019年の全豪オープン4回戦ではフェデラーから大金星を上げ、世界を驚かせました。その才能は疑いの余地がないですね。弱点は積極的にエースを狙うことからミスが多い点でしょうか。
全仏2019では、ワウリンカに惜しくも敗れましたが才能の高さを証明しました。得意とするハードコートでの活躍が楽しみです。
デニス・シャポバロフ(カナダ・1999年4月15日 (年齢 19歳))
本日紹介する中で一番好きな選手です。
シャポバロフは19歳ながら、最高ランキング20位に登り詰めている「カナダの新星」です。メディアでもたびたび「カナダの新星」と紹介されることが多いです。
2019マイアミ・オープンでは準決勝でフェデラーに破れるも、チチパスやティアフォーなどの有力選手に逆転勝利を重ねており、大舞台での経験も順調に積んでいます。
まだ線が細い印象があるので、筋力がしっかりついてきてスタミナもついてくればどんな相手にも勝つことができるでしょう。
彼の魅力はなんと言っても甘いマスクと華のあるプレーです。非常にアグレッシブで攻撃的なテニスをします。片手バックのジャックナイフリターンは、世界一と言っていいでしょう。彼が世界一になった場合、確実に人気が出るので今からチェックしてみては。
フェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ・2000年8月8日(年齢18歳))
まさかの18歳アリアシムも今後の成長が楽しみな選手です。
チチパスを剛とするなら、アリアシムは柔のテニスをします。
力みがなく18歳とは思えない落ち着いたテニスをします。
カナダはこのアリアシムとシャポバロフが順調に成長したらデ杯の優勝も夢ではないでしょう。
まだ武器という武器はないですが、全てにおいてハイクオリティなショットを持っているのでこれからが楽しみですね。
ニック・キリオス(オーストラリア・1995年4月27日 (年齢 23歳))
オーストラリアの悪童ニック・キリオスも忘れてはいけない。
その発言や振る舞いでたびたびメディアを騒がせるが才能は随一。とにかくトリッキーなプレーを好み、ドロップショットやアングルショット、相手の裏をつくプレーを好みます。
2019年メキシコ・オープンでは決勝でズベレフを破り優勝しており、四大大会でも活躍が期待されます。同大会においてナダル戦勝利後、ナダルがキリオスの振る舞いに対して苦言を呈していましたが、本人は気にしていない様子ですね。
ダブルスも上手く、国際戦のレーバーカップでは、ダブルス巧者のソックと組んで相手ペアを圧倒していました。
同じアジアの錦織選手を尊敬しており、錦織選手と試合するときは毎回紳士的に振る舞うとのこと。憎めない選手ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在の若手は今のBIG4を見て育っているので、よりフットワークに優れより攻撃的な選手が揃っているように思います。
依然として四大大会は、ジョコビッチ、ナダル、フェデラーが支配していますが下部大会で徐々に若い選手が存在感を見せているので、今回紹介した選手がジョコビッチらを倒すのはそう遠くないかもしれませんね。
好きな若手選手を見つけて真似をするとテニスの上達にも繋がるので、ぜひ好きな選手のテニスを観てさらに上手くなりましょう。もちろん観る専門の人も好きな選手を作って楽しんでくださいね。