Tera Termでファイルをコピーした際にタイムスタンプを保持する方法 【cp -pで解決】

penguin
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はじめに

Tera Termを使ってファイルをコピーする際に、タイムスタンプが変更されてしまうことがあります。これは特にバックアップやファイルの管理をする上で問題となることがあります。この記事では、タイムスタンプを変更せずにファイルをコピーする方法について解説します。

タイムスタンプとは

タイムスタンプは、ファイルが作成、変更、またはアクセスされた日時を記録する情報です。ファイルシステムはこれらの情報を保持し、ファイルの管理や履歴追跡に利用します。

問題点

通常のcpコマンドでファイルをコピーすると、新しく作成されたファイルのタイムスタンプが現在の日時に更新されます。これにより、元のファイルの作成日や最終更新日が失われてしまいます。

解決方法:cp -pオプション

この問題を解決するためには、cpコマンドの-pオプションを使用します。このオプションを指定することで、元のファイルのタイムスタンプを保持したままコピーすることができます。

cp -pオプションの使い方

以下は、cp -pオプションを使用した具体的なコマンドの例です。

cp -p source_file destination_file

このコマンドを実行することで、source_fileのタイムスタンプを保持したまま、destination_fileにコピーされます。

Tera Termでの使用例

Tera Termを使用している場合でも、ターミナル上で同じコマンドを使用できます。例えば、Tera Termのシェルで以下のコマンドを実行します。

cp -p /path/to/source_file /path/to/destination_file

これにより、指定したファイルがタイムスタンプを保持したままコピーされます。

まとめ

ファイルのタイムスタンプを保持することは、ファイル管理やバックアップにおいて非常に重要です。cp -pオプションを使用することで、Tera Termを使ったファイルコピー時にもタイムスタンプを維持することができます。これにより、ファイルの正確な履歴を保持し、管理を簡単にすることができます。

以上、Tera Termでファイルをコピーする際にタイムスタンプを保持する方法について解説しました。ぜひ、日々のファイル管理に役立ててください。

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都内で働く30代エンジニア 営業・営業事務を経て未経験からエンジニアに。 体を動かすことを習慣化したい。 初心者エンジニア向けの発信が中心
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