【初心者必見】サクッとわかる!!ハードコートの特徴・戦い方
どーも!ペンギンです。
今回は、ハードコートの特徴と戦い方について紹介していきます。
Contents
ハードコートとは
ハードコートの表面は、いろんな素材が使われていますが、コンクリートっぽいやつもあれば、少し粘り気のあるコートまで様々です。
セメントやアスファルトを基礎にして、多くの場合合成樹脂などでコーティングされて造られる。
ウィキペディアより
管理費が他のコートに比べてかからないため、多くの場所で採用されています。特にアメリカに多いコートです。
ハードコートの特徴
ハードーコートは、球足が速くボールがよく跳ねます。そのため、サーブが強い選手が有利です。リターン・ストロークで強打できる選手も有利にゲームを進めることができます。サーブの威力が体感的に速く感じるのでサーブ&リターンの比重が大きくなります。
また、イレギュラーバウンドが少なく、番狂わせが少ないとされています。
四大大会では全豪と全米で使用されておりますが、全豪のほうが素材がやわらかい為、球足が遅いです。
地面が固いコートの為、選手の身体に与えるダメージが大きいです。
ティエムのマスターズ初優勝で幕を閉じたBNPパリバ・オープン2019でもナダルが足を痛めて棄権しており、「ハードコートは選手に与えるダメージが大きい」と話していました。
ナダルのようにコートを走り回る選手は、よりダメージを受けてしまいますね。球足の速いハードコートであそこまでボールに追いつける選手は中々いませんが。一般レベルの私でも、ハードコートでプレーするときは、足腰にダメージを感じることがあります。
ハードコート用のテニスシューズは他のものに比べて、靴底が厚くなっていますのでプレーされるときはハードコート用のテニスシューズを履くのがおすすめです。
たまにしかハードコートでプレイしない方は、オールコートのシューズでもプレーできないことはないです。
また、コートの摩擦係数が高いのでオムニやクレーコートのように滑ることができません。そのため、ボールに追いつく為には、他と比べて一歩以上多く足を出す必要があります。普段ハードコートでプレーしない方はそこが、慣れないと対応しづらいかもしれません。
ハードコートの戦い方
ハードコートの戦い方
①サーブの勢いがバウンド後も落ちづらい為、フラットサーブを打っていく
②リターンはまず返すことを意識する
③ボールの勢いを重視しよう
①サーブの勢いがバウンド後も落ちづらい為、フラットサーブを打っていく
他のコートよりもエースが決まる確率が高いハードコートでは、サーブの中で一番スピードの出るフラットサーブが活きます。
フラットサーブを打てる方は、活きるので積極的に使っていきましょう。私のようにフラットが得意じゃない方も、1stサーブは、スピードを重視したサーブを打ちましょう。
②リターンは、まず返すことを意識しましょう
サーブが有利なハードコートでは、いつものようにリターンすると差しこまれます。いつもより大振りを避け、特に相手の1stサービスは返すことに専念しましょう。2ndサーブもタイミングを掴むまでは、センターに深く返すことを心がけましょう。
タイミングが合ってくれば、リターンを強打するのもokです。鋭いリターンも球足が速いハードコートで大きな武器になります。
③ボールの勢いを重視しよう
ラリー戦においても球足が速いコートではボールの勢いが相手の脅威になります。当然、コースをつけば有利に試合を運べます。多少コースが甘くなっても深くて勢いのボールは、相手にとって打ち返しづらいボールになります。一発で決まらなくてもチャンスボールが返ってくる確率が高まるでしょう。叩けるボールは思い切って打っていきましょう。
いかがでしたでしょうか。ハードコートは苦手という人が多いのですが、逆もまた然りで相手も得意でないことが多いです。その為、コートの特性を理解し、コートを味方につけてしまえば、勝率がグンと上がること間違いなしです。ハードコートは試合でも使われることが多いので、試合に生かしていただければ幸いです。