全仏2019優勝予想~ベスト8出揃う!優勝候補を大予想~気になるナダル・ジョコビッチは・・・
どーも!ペンギンです。
全仏2019もベスト8が出揃いいよいよ終盤戦に突入しましたね。
今回は現在フランスのローランギャラスで行われている『全仏オープン2019』の優勝予想をしていきたいと思います。
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ベスト8までの名勝負
2回戦の西岡選手がデルポトロとの大激闘で惜しくも2-3で敗れた試合も今後の西岡選手の活躍に期待ができる試合になりました。試合後のデルポトロ選手とのハグが印象的でした。ジョコビッチもこの試合について褒め称えていました。西岡選手の名がさらに世界に一躍広がりましたね。
3回戦のワウリンカvsディミトロフの1戦。攻撃的片手バック同士の激しい攻撃のぶつかり合いでしたが、1枚上手のワウリンカが全セットタイブレークに突入も3-0のストレートで勝利しました。
4回戦のワウリンカvsチチパスの試合も名勝負になりました。最終セットにまでもつれる熱戦も最後は際どい判定ながらワウリンカがポイントをモノにし、3-2で勝利しました。今大会ベストバウトですね。試合前はチチパス優勢かと思ったのですが、ワウリンカ選手が以前よりもコートを広く使っており、かつミスが少ないので相当強いですね。
前置きが長くなりましたが優勝候補の予想に移ります。
1位 ラファエル・ナダル
1位はやはりこの人クレーキングのラファエル・ナダル。11度の全仏優勝と実績申し分なし。今後これ以上全仏で勝つ選手はいないんじゃないでしょうか。クレーコート最高勝率とクレーコート81連勝という化け物じみた記録を持っています。一時期調子を落としていましたが、最近行われたイタリア国際2019で宿敵のジョコビッチに快勝し、復調をアピールしました。新世代の台頭でよりテニスが高速化し、昨年まで苦戦を強いられましたが、復活してからはよりコートを広く使うことができるようになり、得意のフォアのダウン・ザ・ラインもより強力なものになりました。そして何より闘志溢れるプレーがより力強さを増しました。全仏2019は彼を中心に回ることは間違いないでしょう。
しかしながら、近年はジョコビッチやフェデラー以外のティエムやチチパスらも非常に力をつけており、以前のようにそう簡単には勝たせてくれないでしょう。
とはいえ、クレーコートで勝つための術を備えているナダルですから、優勝戦線NO.1は彼で間違いなし。
2位 ノバク・ジョコビッチ
2位はMr.パーフェクトノバク・ジョコビッチ。直近の四大大会の内三大大会(全英・全米・全豪)を彼が制しており今年に入ってからも安定して好成績を収めています。
プレーも安定感が抜群で、ここまでストレートで勝ちあがってきています。
この全仏も制すると2度目の年間グランドスラムの達成ということで歴史上初めての記録を作ることになります。可能性は十分ですね。順当に行くと準決勝でティエムと当たるので、勢いがあるティエムがジョコビッチ相手にどこまでやれるかが楽しみですね。
ナダルとジョコビッチの2強とも言える今大会です。
3位 ドミニク・ティエム
3位はクレーを得意とするドミニク・ティエム。好不調の波が激しい選手ですが近年は安定感が増してきました。攻撃的なストロークと俊敏なフットワークが持ち味で、コートを広く使った攻撃とカバーリングが武器の選手です。サーブも強烈なのでいつ四大大会を制してもおかしくない選手です。
昨年の全仏2018では、初めて決勝に進出し、決勝ではナダルに4-6,3-6,2-6で惜しくも敗れましたが去年決勝まで進出している自信と決勝の悔しい思いを持って今大会に臨んでいるはずです。相性のいいサーフェスなので期待しています。今の彼に勝てない相手はいません。
4位 ロジャー・フェデラー
4位は生ける伝説・ロジャー・フェデラー。今年に入りツアー通算100勝を達成するなど衰え知らずなこの男。クレーの戦績は芝やハードに比べるとよくありませんが、今大会非常にいいプレーを魅せているのでクレーの対応力は上がっている印象です。フィジカル面が最近では心配されているため、どの相手にしても持久戦になると分が悪いので先手をとれるとやはり非常に勝率が高いと思われます。優勝するにはナダルとジョコビッチを倒さなくてはならないドローになっていますが、可能性は十分にあります。
5位 スタン・ワウリンカ
5位は四大大会男のスタン・ワウリンカ。四大大会で本領を発揮するワウリンカも怖いですね。低いシードながらここまで順当に勝ちあがっています。乗ってきたとの彼のバックハンドは手のつけようがないですね。直近では錦織選手にも勝っており復調傾向ですね。
ディミトロフ戦・チチパス戦は見事でした。優勝もあるかもしれないと思わせるには十分なプレーをしています。準々決勝は同じスイスのフェデラー。本当にどんな試合になるか今から楽しみです。
良くも悪くも一撃必殺が得意なので負けるときは比較的あっさり負けますが勝つ時はトップ選手にもガッツリ勝ちます。リターンも得意な選手なので球足の遅いクレーコートはやりやすいのかもしれませんね。
6位 アレクサンダー・ズベレフ
6位は次世代エースのアレクサンダー・ズベレフ。昨年のATPファイナルを制するなど意外性のある選手です。ここまで四大大会で目立った成績を残すことができてなく、大会で早期敗退もよくある選手ですが今大会はここまで順当に勝ち進んでいます。
四大大会の雰囲気に大分慣れてきた印象があります。フットワークが良く相手より一本でも多く返すカウンターパンチャータイプの選手なので、この後の試合も対戦相手は持久戦でスタミナ削られるんじゃないでしょうか。四大大会でいよいよ大きな結果を残せるか楽しみです。
準々決勝は王者ジョコビッチですが、今の彼がどこまで食らいつけるか見物です。
7位 錦織圭
7位は日本のエース錦織圭選手です。今大会に入るまではあんまり調子が良くなかったですが、前回の全米オープンも大会まではそんなに調子の良くない中でベスト4に入っていたので今回の大会もきっといい成績を残すんだろうと予測していました。全仏2019のベスト16入りにより5年連続ベスト16を記録。
ペール戦は見事な逆転でした。最終セット1-4のときは終わったと思いましたがそこからの勝利は凄すぎました。
ナダルにはクレーで過去に追い詰めたことがあるので、可能性は十分にあります。ナダルにもし勝つことがあれば本当にもしかすると優勝があるかもしれません。宿敵ジョコビッチ戦がドロー的に決勝になるので、体力の全てを使いきれることを考えるといいドローですね。ガス欠にならなければいいドローです。
8位 カレン・ハチャノフ
8位はロシアの新星カチャノフです。ここまで順当に勝ち進み四大大会彼自身初のベスト8に進出しました。昨年のマスターズでジョコビッチを破り初優勝を果たしているので上積み十分です。
準々決勝はクレー巧者のティエムなのでどこまで自分のテニスができるか楽しみですね。
まとめ
いよいよ全仏2019も佳境に突入しました。今大会では今まで以上にコートを広く使って、ドロップショットなどを効果的に使う場面が増えましたね。
BIG3(フェデラー・ナダル・ジョコビッチ)に対応すべく若い選手はフットワークが良く攻撃的な選手は増えましたね。片手バックハンド選手も増加し、ベスト8で3人残っています。10年後はもっと片手バックの選手が増えているかもしれませんね。
錦織選手は連戦フルセットで疲れているかと思いますが、ジョコビッチより相性がいいナダルなので全力でぶつかってなんとかナダルを慌てさせて欲しいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。