【初心者必見】サクッとわかる!!クレーコートの特徴・戦い方
どーも!ペンギンです。
学校や地方に多い「クレーコート」でテニスしたことありますか?
今回は、クレーコートの特徴と気をつけるポイントについて紹介していきます。
Contents
クレーコートとは
クレーコートは、土でできたコートのコートのことを言います。クレーコートと言っても幅は広く、全仏オープンのように非常に整備された土のコートもあれば、学校の端にあって砂利が混じったようなコートまで様々です。
中学校や公立高校はクレーコートが多いですね。私立の学校や大学はオムニコートやハードコートが多いように感じます。
クレーコートは地面が土でできており、凹凸があるためよくイレギュラーバウンド(思わぬ方向にボールが跳ねること)が発生します。そのことも頭においてプレーする必要があります。
クレーコートの特徴
クレーコートの特徴は、球足が遅く、バウンドが低いです。
そのため、ラリーが他のコートに比べると長く続きます。また、サーブはバウンドに土に威力を吸収されるため、エースが取りづらいです。
そのため、ラリー戦が得意で、ラリー戦で疲れないスタミナを持っている選手に有利になります。
まさに全仏で11回の優勝を誇るナダルのような、ラリー戦を得意とし、どんなボールにも追いつくフットワークと走っても疲れないスタミナを持った選手が得意とするコートです。
また、ボールが跳ねづらいため、他のコートと比べるとドロップショットが決まりやすいです。自分が有利な時は、試してみるとアクセントになって相手を惑わすことに繋がります。試してみてください。
クレーコートの特徴まとめ
- 球足が遅いためラリーが続きやすい
- ラリーが続くため、スタミナとフットワークが求められる
- ボールが跳ねないためドロップショットが決まりやすい
クレーコートの戦い方
上記で説明した特徴を踏まえて、戦い方をまとめると以下のようになります。
クレーコートの戦い方
- ラリー戦が多くなることを理解し、相手を動かす
- 自分が決めづらいということは相手も決めづらいことを理解する
- イレギュラーバウンドはあるものと思い、プレーする
- ラリー戦が多くなることを理解し、相手を動かす
繰り返しになりますが、クレーコートは球足が遅いのでラリーが続きやすいです。そのため、なかなか1点が決まりづらいです。そんなときも焦らずに、相手を先に動かすことを意識し、我慢してプレーしましょう。止まって打たすよりも動かして打たした方がミスの確率が増えることは既にデータで証明されています。ラリー戦では先手を取って相手を動かすようにしましょう。
- 自分が決めづらいということは相手も決めづらいことを理解する
①とは逆説的ですが、自分が決められないということは、相手も同じく決めづらい。なので、焦らずラリーに付き合い、甘いボールが来た時にコースを変えましょう。どのコートでも同じですが我慢ができないと勝てません。1球でも多く返して相手にプレッシャーをかけましょう。
- イレギュラーバウンドはあるものと思い、プレーする
クレーコートはイレギュラーバウンドがあります。特にライン上とベースライン付近がイレギュラーバウンドを起こしやすいです。そのため相手のボールがベースライン間際のときは、テイクバックを小さくし、当てるだけでも返すことに専念したほうがいいです。ただしイレギュラーバウンドは気を付けていても返せないことがあるので、クレーコートではイレギュラーバウンドがあるものと思いプレーするようにしましょう。
一番最悪なのはイレギュラーバウンドに集中を切らし、次以降のプレーがおろそかになることです。イレギュラーバウンドは意識していても返せないことがあるので、割り切って次のプレーに臨みましょう。
いかがでしたでしょうか。個人的にもクレーコートで試合をすると、他のコートより疲れるような気がします。ボールに砂がついて少し重い感じもしますしね。いずれにせよクレーコートはタフなコートであることを理解し、コートを是非味方につけられるよう上記でご紹介した戦い方を試してみてください。